自己愛性人格障害からの逃げ方 2 (護身・反撃編)
1.話の腰を折って自分の話しかしない人
2.改善要求に対して「我儘」とレッテルを張り黙らせようとする人
3.SNSに呟いた内容を全部見てる前提で話す人
4.LINEやメール、SNSで相手と自分が同じ時間軸にいる事を強要し、病的に早い返信を要求する人
以前この4点を自己愛性人格障害の前で馬鹿にすると楽になる事はお伝えしました。
本人を問題にするのではなく、「こういう人っているよね~」とか、一般論的な話題を取り上げる事は非常に効果的です。その際は相手の自尊心を刺激しない事が鉄則です。
今回はこの4点以外で、自己愛性人格障害に対して言い返したり、怯ませ、マウントを取らせない、こいつもしかして俺より強いんじゃないか?と思わせるような立ち回りを補足します。
1.好意の押し付け
自己愛性医人格障害は、脆弱な自尊心を支えるために「親切な行動をしている自分」を演出します。
また、自分にとって都合のよい存在を育てる為、そして見返りを求めたり、離れにくくするように立ち回る為でもあります。
好意を受け取ることを拒むと
「〜してやってるのに好意を受け取らないとは何事か」
と思考されます。
彼らの親切は殆ど相手の立場に立っていないものが多いです。自分と相手を混同しており、「感情移入」をしています。そこにいるのは相手ではなく自分です。自分は~だったら嬉しい(不快だ)と思う事は、相手も同じだろうと勝手に感情移入をする。これが相手にとって毒になるものだったら大変です。
この時に本来どういう行動が適切か、それは
「あなたの為に何か出来る事はありますか?」
と聞く事です。
また、日本はこういった事が非常に起きやすく正当化され易い土壌である事にも注意が必要です。
昔は、皆同一の価値観を持っており、感情移入をしても問題がないような社会でした。それが価値観の多様化により、成立しなくなって来た事で様々な場面で問題が起きています。ジェネレーションギャップが生じる原因にもなっています。
「日本人的な親切」として自己愛性人格障害の前で話題にする事で、被害は確実に減ります。
2.趣味の貴賤
マウントしてくる時、趣味や人間関係を否定し、見下すパターンがあるかと思います。
完全に頭おかしいです。
題材に馴染みはないかもしれませんが、
とりあえず下記の記事をまず読んどいて下さい。
自分の好き嫌いを善悪や優劣に落とし込み押し付けてはならないという
考え方を、自分の言葉で主張出来るようになって下さい。
3.反撃
悪意があるもの、無意識的なもの問わず、反撃するなら現行犯を押さえて下さい。
後から指摘するとこちらが批判の的になります。
それも
「その言い方はないと思うよ?」
のようにやり返して同じ土俵に立つような事はせず、諌めて下さい。
「君みたいな人格者ならわかると思うんだけど」
のような前置きをおけば、より効果的です。
同じ事をやり返しても、自己愛性人格障害は後ろめたさや、自分の行動を省みる可能性は低いです。
自己愛性人格障害はサイコパスではないので、こちらが嫌がらせをすれば不快感を感じ、きちんと反論して来ます。しかも同じ土俵に立ってしまった事で、逆に人格否定の材料を与える事になります。
こちらが否定されるような材料は決して作らないで下さい。
もし聞き入れられなくても貫いて下さい。後々になって効いてきます。
周りの人間は意外と見ています。
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